ハンドモーション実装
手がグーになるような仕組みを実装。ピースとか指を広げる等も簡単にできるようになりました。
全てのモーションに手のモーションをつけると時間がかかりすぎるので、「動きの基礎となるモーション」に「手のモーション」を上書きで流し込む形で対応しました。
原理的に簡単ではあるのですが、これがめちゃくちゃ大変でした。
データの作成で苦しむ
手のモーションが難しい理由は関節数が多いので、現実通り再現するのが非常に難しい所にあります。自分の手でグーを作っても、3Dでグーを作ろうとすると見た目が全く違うなんてよくあります。それほど手の構造が複雑なんですね。また、モーションを共有させる、武器の位置なども考慮する事を考えると構造的に更にややこしくなります。
今まで何度か手を作った事がありが、全て失敗しています。今回も大成功かと言われればそうでもなく、自分の想定で65%くらい出来といった感じになっております。
他のモデルにも手のデータを入れなければいけない
入れるのは主人公クラスのモデルのみなので、そこまで多くはないのですが、それでも全コスチューム分は入れないといけません。こういった所が面倒な部分ではありますね。
あー、早くゲーム作りたい。
余談
こういうゲームも本当にいいなぁと思う。ちなみに、この作品は日本の大学生が一人で作った物です。
ゲーム性を考えるにあたっては、3Dより2Dの方が断然良いと思ってるし、直感的にわかりやすい作りになるのが2Dの魅力だと思っています。
でも3Dから離れられないんだよなぁ。3Dは可能性や表現力の面で圧倒的で、それらを模索するのが楽しい。そして、それらがきっちりマッチした時、完成されたゲームの面白さは凄い物になる。
結局どっちもどっちで良いんだけど、こうやって2Dの良い作品を見せられると2D製作がやりたくなりますね。